只券をもらったので相方さんと映画デート。英雄を見に行きました。映画館で見るのは久しぶり。トゥー・ウィークス・ノーティス以来か。あ、これも相方さんと見た映画だな。チャン・イーモウ監督にジェット・リー、トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイー。中国映画のオールスターは見逃してはいけない映画だ。
まず何に目がいくかというと人の動き。人の動きというよりか布の動き。そして色。ワダエミには脱帽する。赤、青、黒、緑、白いろいろな色が原野的風景に映える。いや、そもそも原野的風景そのものが彩り、その中で動き回る布が調和しているのか。特に銀杏が舞い散るシーンや湖の戦いのシーン。これはハリウッドでは出来ない映画の作りだ。
俺が韓国・中国・香港映画に期待することはハリウッドが出来ないこと、ハリウッドが切り捨ててきた映画の作りだ。だから、英雄でワイヤーアクションを使ってしまったことが残念だった。
それにしても、トニー・レオンが渋かった。でも、女に弱いトニー・レオンが情けなかった。チャン・ツィイーが可哀想と相方さんが言ってたのは確かにそうだ。でも俺はマギー・チャンが悲しかった。愛する男の真意がわからなくて苦しいのは悲しよ。
軍隊が隊列組むシーンで天と地を思い出した俺は年ですか?
相方さんに『犬が星見た』を貸す。どう読んでくれるだろうか?
喫茶店で一休みしていると、隣の席に派手な服を着た女性3人が座った。おもむろに出すチラシ。そこには『COMIC CITY』という文字が。腐女子だ!!
店員さんがオーダーを聞きにきた時にさっとパンフを隠すのが可愛かった。
なし。