2005-02-07-Mon ふぁんとむデート。 [長年日記]

_ [Days]映画まで。

ミステリーものでこの作品を模して殺人事件が起こるため、「怖いのイヤー」と言う彼女を説き伏せて、オペラ座の怪人を見に行った。説き伏せる途中、カンフーハッスル見たい欲が急激に高まって、最後はカンフーハッスル(僕)vsオペラ座の怪人(彼女)という形になっていたが。

1時上映だったので、恐らくミュージカル映画なんか人気が二分化するから、そんなに早くに行ってチケットを買わなくてもいけるだろうと思い12時半に映画館に着いたところ、1時のはsold outでした。しかもその上20人ほどが並んでいる。並ぶのもシャクだったし、お腹も空いていたため、かっぱ横丁2Fにあるイタ飯屋の800円ランチを食べる。これがかなりのヒットでオードブル3品とパスタ、パン、デザート、コーヒーor紅茶がついていてどれも美味しかった。コーヒーは少し薄かったのが残念。彼女は満点をつけるのが嫌な性格か、隣で小姑になってアラ探しをしていた。彼女曰くそれだけ雰囲気も料理もよかったとのこと。

飯を食ってチケットを買うと、結局最前列しか残っていなかった。しかも僕が学生証を出し忘れたので300円高くなってしまった。というか、学生割引をすっかり忘れていたのだが、彼女は「ちゃんと学校行ってる? 学生ってことを忘れていない?」とジト目で睨んできた。ちゃんと行ってるよ。出席日数計算して。

_ [映画]オペラ座の怪人。★★★☆☆(4.25)

4時開演までエストあたりをぶらついて時間を潰し、映画館に入る。一番前の特典は足を伸ばしきってもぶつからないことだけ。従ってべろーんと足を伸ばしてゆったり座れた。

映画は1919年の老人になったラウルが当時の出来事を回想するという形で進む。1919年のところは白黒で回想シーンはカラーになる。特に最初のシャンデリアが上がって物語に入るシーンは格好良かった。

全般で歌が入るので覚悟をして見に行かないと期待外れに終わる。クリスティーヌ役のエミー・ロッサム歌声はかなり上手い。演技は微妙だが。微妙というのは彼女がクリスティーヌの内面(特にファントムへの思い)を表わせていないせいか、急にころころ態度が変わるイヤな女になってしまっている。

あと、映画としてのメディアを上手く使い切れていない感がある。映像や音響に関しては申し分ないが、ファントムの内面をもう少し掘り下げた作品にしてもよかったのではないかと思う。いっそのことファントムを主人公にした作品でも良かったように思う。でも、これをすると下手にしてしまうと舞台ファンからクレームがくるのかな。そう思っているとこちらの管理人のミュージカル原案と見るべきというコメントがしっくりと来た。ファントム主役にするとミュージカル原案じゃなくなるしね。

映画館で迫力よく見るべき映画。ただし、ミュージカル耐性がないと辛い。

あ、あとカルカロッタは楽しかった。今、オフィシャルサイトで最初の老女が誰なのかを見た。え、マダム・ジリーなの? ラウルのほうが年取りすぎ……。

_ [Days]バレンタインプレゼント。

バレンタインはテスト直前なので会えないので、バレンタインプレゼントとして手作りチョコと茶色のジャケットを貰いました。ありがとう。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
桜花 (2005-02-09-Wed 10:11)

今日これからオペラ座の怪人見に行くよー。覚悟して行こっ(違)

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